2017/10/13
以前にもお伝えいたしましたが
この間完成したプルオーバーシャツは
12年前に作ったシャツをベースに
改良に改良を重ねて出来上がったもの。
今日はその歴代主要モデルをご紹介しようと思います。
この特徴は
ダブルガーゼの生地に
スクエアの裾に深めのスリットが入っている点と
胸ポケットがインポケット(裏ポケ)仕様なこと。
ホワイトネイビーのチェックとの2色展開でした。
2作目は
シャンブレーで作ったこちらの作品。
変更点はポケットを表に出し、裾をラウンドカットにしてマチを使用している点。
これは私自身いまだに着ているんですよ。ホワイトとの2色展開でした。
3作目は一気に変更されます。
旧織機シャンブレーのシャツパーカー。
お気付きかもしれませんが、まず大きな変更点はフードが付いたことと、ポケットが変更されたこと。
とにかくこの生地がいい生地で、フードのライナーにはスレキを使ったり、耳を使用したポケットにしたり、力が入ったことをよく覚えております。
これも夏にはショートパンツで着てますね。
耳付きのデザインだったのを、ポケットのパターンを少し変えました。
インディゴ染めのこの生地はウィメンズのシャツワンピースにも使用しました。
裾をスクエアに戻し、ドローコードを使用することによってかなり印象が変わってます。
ボタンをライトブラウンの本ナットにした点なども、ちょっとお気に入りでしたね。
当時は秋冬にちょっと大きめに着て、迷彩パンツとコーディネートすることが多かったかな。
細番手のブロードを使用し、裾を再びラウンドに戻し、
第1ボタンを外に出す「ちょっとだけ小技を使った」仕様となりました。ボタンも皿形の本ナットで、これもすごくこのデザインにマッチしてます。
実はこのほかにもサンプルでボツになってるものなんかも含めると相当な数を作ってるんですが、まぁこんな感じです。
こうやって初期の頃から並べてみると、このデザインも熟成してきてちょっと大人になったなと(笑)
これからも大切に育てていきたいと思います。